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厳冬期のさなか、今年に開催される水辺がテーマの企画展準備で桐生川の支流に出かけた。カワゲラ、トビケラ、カゲロウ類の幼虫サンプルの採集が目的なのだが、この時期の川での作業はさすがにきつかった。ある意味、こんな真冬においても確実に昆虫たちと出会えるのが流水環境で、幼虫のステージにおいてはシーズンオフはないともいえる。淀みの落ち葉に網を入れれば、様々な水生昆虫たちがうごめいていた。そんな中で今日の収穫はマルバネトビケラの幼虫であった。大きさも立派でまさしく水中ミノムシである。