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ヒラタドロムシは、成虫よりもむしろ幼虫のほうが目に付くし、1枚貝か三葉虫を思わせる形態も印象的だ。裏返して見てみれば、なるほど昆虫らしい姿をあらわすわけだが、幼虫期間のみを流水環境の石に張り付くという生活は、数多い甲虫類の中でも極めて稀な生活史である。文献によれば、蛹化するときは上陸して、石の裏で蛹期間を過ごすと書いてある。そんな姿を是非見てみたい。