2013.3.11 狭山湖散策②テングチョウとオカモトトゲエダシャク

昨日は、異常な暖かさであったが、今日はやや気温が下がって風も強い。春らしい昆虫には出会えないと思っていたが、昼過ぎになって気温がやや上がり、足元から飛び出したのがテングチョウだった。林床の枯葉に止まったのを見届けてそっと近づいていくが、枯葉に同化した姿は目の前にいてもわからないほどである。見つけられずに近づきすぎては飛び立って再び止まる様子は、かくれんぼをしているかのようだった。再び歩き出して、林縁の低木の枝で偶然見つけたのがオカモトトゲエダシャクで、しかもはじめてみるメスの個体であった。この時期にオスはライトによく集まるが、メスはまったく飛来しないという種類である。形はオスとほとんど変わらないが一回り大きい。個体数は多いものの、昼間に見つけることは簡単ではない種類で、とてもラッキーな発見であった。



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