2013.3.11 狭山湖散策③クロカタビロオサムシ

この日は昆虫写真家の鈴木知之さんと歩いていた。鈴木さんと歩くとその視点の違いにいつも驚かされる。朽木の樹皮を慎重に剥いでは、数ミリの甲虫を探し出し撮影している。しかも基本は自然光撮影で、三脚とリモートコード必須の手間のかかる撮影法を地道にこなしている。狭山湖散策の目的というか、見つかったらいいなと思っていた虫のひとつがクロカタビロオサムシであった。ようやくよさそうな崖が現れ、削っていくとアオオサムシに混じってすぐに現れた。鈴木さんに「撮りますか?」と聞くとポジしかないのでとりあえず撮りたいとのことだった。光物の虫ということもあり、当然、三脚をすえての自然光撮影を行った。その後、僕も撮影したが、ストロボではやはり光がきつく自然光でも撮ろうと考えた。高感度に強いというD4だったので、なんとISO10000まで上げて手持ちで撮影してみることにした。ここまで上げて撮ったことはないが、鈴木さんとモニターで拡大しながらノイズの出具合を見てみたが、被写体の愛称もあって問題ない範囲という結論となった。



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