2013.3.16 キリウジガガンボの交尾

カメラも持たず、夕方の園内をぶらりと歩いていて足元から飛び立ったのがキリウジガガンボだった。しかも交尾中の個体であった。昨年あたりからガガンボ類のことが少し気になっていて、種数が多い割に、外観で種名を断言できる種類が意外と少ないグループだと感じていた。そんな中で、比較的大型種で翅に明瞭な特徴がでるマドガガンボやキリウジガガンボは、種同定がはっきりできる普通種である。とりあえずビニール袋に確保して持ち帰ったが、交尾を継続した状況で白バックの撮影ができた。そこで思いついたのが、メスに産卵させて、各ステージを撮影してみたいということだった。キリウジガガンボは稲の害虫として名高いが、幼虫形態の写真を見たことがない。うまくいくかわからないが、採卵と幼虫飼育のセットを作ってみることにした。



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