2013.4.14 ナガコバチ科の一種 Eupelmidae gen. sp.の産卵

4時を過ぎていたが、日も伸びて天気がよい日だったので、写真を撮る仲間と園内の散策をスタートした。企画展のこともあって、もっぱら興味は水辺中心だった。トビケラ類などは見られる種類がだいぶ多くなってきた。池の脇にあったヤナギの枯れた幹で、なかまが小さなハチに気づいた。10ミリ前後の細長いそのハチはメタリック調の美しい体色で、いかにも寄生性であることが伺えたが分類的に検討もつかない容姿であった。すると枯れた幹を徘徊して樹皮がめくれた部分に産卵管を挿し込みはじめたのだ。仲間たちと代わる代わるその姿を撮影し、その日一番の発見となった。家にもどり、さて、種名は・・・様々なキーワードを打ち込みながら、やっとナガコバチ科の一種であるということがウェブサイトの「蜂が好き」でたどりついた。おそらく生態もよくわかっていない種であろう。



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