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企画展という大きなテーマがなければ、こんなシーンは絶対に撮ることはなかったと思う。しかし、ヒゲナガカワトビケラが水中に潜り産卵することには、以前から興味があったことは確かだった。数日前からセットを組んで挑戦していたが、今日になってようやくこのシーンを撮影できた。岩伝いに水に潜った成虫は水中の岩肌を歩き回り、場所が気に入ると一気に産卵を始めた。卵塊の大きさから時間をかけて産むものだと思っていたが、その産卵の早さに驚かされた。ほぼ5分程度で数百の卵を産み終えてしまった。