2013.8.31 夏の終わりのキリギリス

涼しくなってきたと思いきや、再び暑さがぶり返している。夏を名残惜しむかのように朝からセミたちの声もにぎやかだが、それに混じってキリギリスの声が近くから聞こえた。声の場所は開けた原っぱで、目を向けるとそれらしきものが草上にいた。発生の末期なので、その姿に期待もせず300ミリの望遠で覗き込むと、意外にも後脚も触角も完全な個体であった。強いて言えば体色がやや黒ずんでいて、この季節まで生きてきた時間を物語っていた。



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