群馬県と埼玉県の、西側の県境を流れる神流川の河川敷はバッタ類が豊富な川原である。そして県内でも局所にしか生息していないウスバカマキリがいる場所でもある。そんなウスバカマキリの姿を求めて河川敷の草むらを歩き始めた。そして、幸先よく褐色のオスが現れた。どうせなら緑色と褐色のオスとメスを見つけたいと期待しながら草むらを掻き分けていった。続いて、足元の草から飛び出してきたのが黄色のオスであった。ウスバカマキリの情報は少ないので、そのような色タイプもあったのかと思いながら続けて散策したが、その後はぱったりと見つからず、結局オス2匹にとどまった。持ち帰って、ネット上で色タイプを調べてみたが、黄色型の情報はなかった。