数日前、なんとライトトラップの中でツノトンボ類の幼虫が見つかった。環境的には林の中なので、おそらくオオツノトンボの幼虫であろうと推測した。とりあえず土を敷いて落ち葉を入れた飼育セットをつくり、「餌は何か？」と考えたとき、サトワラジムシあたりが大きさ的にもちょうどよいと考えた。そんな餌となるサトワラジムシを探して、草原に置かれた丸太の椅子をひっくり返したときだった。なんと、ツノトンボの幼虫がいるではないか。環境的に、明るい草地なのでツノトンボか、キバネツノトンボも否定できない。今まで、野外ではまったくツノトンボ類の幼虫を見ることはなかったが、立て続けに発見できた偶然はかなり稀な出来事かもしれない。