2013.12.23 今年のフユシャク散策②

今年2回目となるフユシャク散策は、以前にチャバネフユエダシャク(以下チャバネ)が多く見られた林へ行ってみることにした。しかし、飛んでいるオスも少なく、イチモジフユナミシャクのメスが1匹見つかるにとどまった。その後、サクラ並木へと場所を移動するがここでもまったく成果はなかった。やはり例年に比べて発生が少ないのだろうか?そろそろ帰ろうという気持ちで、最後に並木の道を挟んで逆の林を期待もせずに踏み込んだ直後だった。幹を上るチャバネのメスが見つかった。一年ぶりに見るその姿はやはり大きいという印象だった。ちょっとやる気が出てきて、さらに数本の木をめぐった時だった。枝先に止まるチャバネのオスが目に入った。さらに近づいていくと、なんとその背後にはメスがいて交尾中の個体であった。不作とも感じられるこの年に、チャバネの交尾が見られたことは本当に運がいい。



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