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寒々しい雑木林を歩きながら、コナラの低い枝があれば丹念に見ていくが、これといった発見はなかった。今年の企画展である「イモムシ・ケムシ」の準備としてカギシロスジアオシャクの越冬幼虫でも見つかればと見ているのだが・・・。あまりに何も見つからないと、枝先を見る集中力も下がり雑な作業になっていく。いい加減になりはじめたとき、やっと現れたのがカシアシナガゾウムシであった。しかもメスで、5ミリほどの大きさだが、これでもなかなか体格のよい個体である。