2014.3.26 

カナブンといえば雑木林で普通に見られる甲虫だが、その幼虫を探すとなると簡単ではない。カブトムシの幼虫と同じく腐植質を食物としながら、カブトムシが好むような場所では見つからない。過去の経験からすると、腐植物の堆積が浅い林床に点々といるという印象だ。コガネムシ類の生態に詳しい昆虫写真家の鈴木さんによれば、クズが生い茂ったマント群落の林床に多数生息していたという記録もある。今日、雑木林にヤマユリの球根を植える作業をしていて偶然に見つかったのだが、普通種でありながら、未知の部分が多い甲虫である。



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