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5月にライトにたくさん入るカクモンキシタバだが、立派なガ類の割に幼虫形態に関する資料がまったく見つからなかった。それならば採卵して確かめてみようと思いついた。食草はハギとなっていて孵化したての数ミリしかないホコリのような幼虫を、網かけにして飼育してみることにした。そろそろ大きくなっているころだろうと網をとって茎を探し始めると、縦線の入ったハギの茎にそっくりな中齢幼虫が見つかった。カムフラージュのネタとしてなかなか面白い幼虫である。