ライトトラップにマイマイガのオスが入った。幼虫が目立つ割に成虫はそれほど多くは目にしない。各地で大発生のニュースが近年続いたが、群馬県では耳にしない。キアシドクガもミズキが丸坊主になるほどの発生が今年もあったという。今年は企画展準備もあり、マイマイガもキアシドクガも幼虫を飼育していたが、マイマイガの寄生率は高く、中齢でコマユバチが出てくることが多かった。キアシドクガにいたっては幼虫など探して見つかるほど多くはなく、新潟で採集した若齢幼虫2頭を大事に飼っていたほどだ。前置きが長くなったが、マイマイガ成虫写真も満足になく、願ってもいない素材の登場にまじめに撮影をした。オスの触角は特徴的で蛾類の中でもアンテナらしいアンテナである。