アケビコノハの成虫が2頭ライトトラップに入った。少し前にもボロボロの、いかにも越冬個体の生き残りが入ったが、今回の個体は新成虫ではないもののそれほどすれていない。関東以西で年2化というのが一般的だが、北関東やや山手のこのあたりでは1化だろうと考えていた。しかしながら、その個体を見て「2化もしてるのかなぁ」と考え改めはじめた。確かに5月に産卵していれば今頃1化目が出るタイミングかもしれないが、1化目に相当する幼虫がまったく見つからない。アケビコノハは企画展で展示したい幼虫のひとつだが、2化目で個体数を増やして、これから園内でも幼虫が見つかるかもしれない。