2014.8.19 シロケンモンの幼虫?

今回の企画展でお世話になったYさんが、蛾の大家と将来有望な昆虫少年を連れて企画展を見に来てくれた。その後、蛾類研究3世代御一行と水上方面採集にご一緒させていただいた。久しぶりのライトトラップと翌日は幼虫探しとなり蛾三昧のツアーとなった。バッコヤナギで見つけた毛がふわふわのケムシはケンモンガ科幼虫であろうという、Yさんも初めて見るというケムシだった。持ち帰って調べることにしたが検索ワードは「ふわふわした毛虫」を入れてみた。画像を見るとそれらしきものがヒットし「シロケンモンの幼虫」が外観的によく似ていた。しかしホストはカンバ類となっていた。そこで気になったのがダケカンバで見つけた、黄色に黒の毛束をあしらえたケムシであった。これはYさんが持ち帰ってその後の経過が楽しみだが、それがシロケンモンの亜終齢ではないかと推察した。バッコヤナギで採れた個体は羽化させるしかないが、シロケンモンであればヤナギ類のホストは新しい知見となりそうだ。



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