2014.8.24 クロメンガタスズメの盗蜜

数日前、夏の間さぼっていたミツバチの内検作業を久しぶりに行った。すると。クロメンガタスズメの死骸が5個体ほど転がっていたのだ。「こんなに来てるんだなぁ」と思いつつ、これからのオオスズメバチの襲撃に備えつつ小屋をネットで覆う作業を行った。そして今日、そのネットにクロメンガタスズメが止まっていたのだ。そこで思いついたのが、ミツバチの巣板に止まらせたらどんな行動をとるかだった。見ている前で、簡単に蜂蜜を吸い始めるとは思わなかったが、この好機に実験をしない手はなかった。そして、蜂蜜の詰まった巣板に止まらせるもまったく無反応であった。「やはり、そう簡単にはいかないか」と思いつつ、今度は卵や1齢幼虫が多い巣板に止まらせてみた。すると、突然、翅をばたつかせて口吻を巣房の中にのばし始めたのだ。ミツバチの攻撃をかわしつつ、しばらく行動が続いた。この行動には諸説があるが、よく言われる「チーチー」と発音しながらミツバチの攻撃をかわすというような行動は見られなかった、ハチミツより、育房に反応したことも意外だが、一度の人為的実験ではなんともいえない。



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