2014.9.14 シロモンフサヤガの老熟幼虫

念願かなって採集することができたシロモンフサヤガの幼虫だが、ビニール袋で飼育をし順調に成長していた。そして今日、袋を覗き込めばその姿が大きく変化していた。イモムシハンドブック3では美しい老熟幼虫の姿が写真として掲載されているが、自分の目で見るその色は想像以上に美しいものだった。すぐさま白バックで撮影したが、自然光で撮影したいと思い、採集したウルシの木に連れ出して、「老熟して木を降りるシーン」の設定で撮影をした。コバルトブルーに染まった膨れた胸部は透明感があり、朝日を透かすほどだった。期間限定のこの美しさを目の当たりに見るという、イモムシ好きにとって贅沢な時間であった。



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