2014.10.10 ホシアワフキの交尾

フィールドではセイタカアワダチソウの黄色い花が目立ち始めた。ぐんま昆虫の森も開園して10年目となり、フィールドの様子もだいぶ変わった。セイタカアワダチソウの勢いは強く、チガヤなどのイネ科の草地が徐々に黄色く置き換わっている。当初は昆虫も花に集まるしと甘く見ていたが、種でもランナーでも増えるこの植物ははびこると手に負えない存在となった。最終的に群落は自滅するという説だが、そんな時期を待ってもいられず、ためしに引っ張ってみると意外にたやすく抜けることがわかり、時間があれば引っこ抜いているわけだ。前置きが長かったが、そんなセイタカアワダチソウに大きなアワフキムシがよくついている。この時期が交尾シーズンのようで、種名を調べるとホシアワフキのようだ。キク科やイネ科につくようだが、6月に羽化したものが今頃になって繁殖期を迎えるとすればずいぶん長命なウンカ・ヨコバイといえる。



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