2014.12.26 バルバドスカギムシの親子

古くは昆虫の祖先と考えられてきた有爪類のカギムシだが、生きた姿は簡単にお目にかかれるものではなかった。それが最近では流通があり、しかも飼育しやすいというバルバドスカギムシをインセクトフェアで発見し、資料として即購入することにした。死んでから標本にすると原型が残りづらいということも聞いており、すぐに凍結乾燥標本にするべきかと迷っていたが、ある程度生態を観察してからと思いながら飼育していたところだった。すると、今日になって小虫を出産したのだ。この種類が卵胎生であることも知られていたが、まさか1個体の飼育でそれが確認できるとはまったく思ってもいなかったところで、飼育していたことで思わぬ良い結果につながった。



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