2015.1. 9 庭でクマゼミが・・・!?

真冬の木枯らしが吹き荒れるここ数日、庭の月桂樹が壁に当たってうるさいことが気になり、家内が枝を切り詰めることになった。当日帰宅すると、「月桂樹の根元で、セミが羽化中に死んでいた!」と報告を受けたが、時期的に残っていることは珍しいが、たいした大事でもないと、さらりと聞き流した。しかし、昆虫のことは素人の家内だが、「それがアブラゼミっぽくない」というので、「どれどれ」と見に行くことになった。発見時は幹に付いていたというがそこにはなく、壁と木と室外機が入り組んだ隙間を懐中電灯で照らしてみた。灯りに照らし出されたそれらしきものは、泥がずいぶん付着していた。隙間に手をつっこんでようやく手元で確認するが、確かにアブラゼミではない。「これ、クマゼミだ!」という自分の回答に、家内は「だろ!」と得意げな表情を浮かべた。それはそうと、何故クマゼミがここで・・・。月桂樹は植えてから少なくとも8年は経過していると思われるし、このあたりでクマゼミの声は数年に一度聞けるかどうかというくらい稀である。新春早々の昆虫ミステリーである。



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