2015.1.23 ミミヅクの幼虫

冬になれば、毎年のように見つけてみようとチャレンジしているのがミミヅクの幼虫だ、コミミヅクに比べればずいぶん探しにくい対象である。年に2化するように思えるが、夏には何度か見つけたことがあるものの、冬越しに限れば、自分の眼で探し出した経験は13年前の1回限りである。そのときはシラカシの幹であったが、ホストも多様で越冬場所も、落ち葉の裏にもいるらしい。風は強かったが、久しぶりの野歩きでうろうろしていた終盤、なにげなく見たシデ類の幹に、彫刻を施したようなその姿が眼に入った。間近で見るまでは確信できなかったが、あらためてじっくりと見てみれば紛れもないミミヅクの幼虫である。感動的な久しぶりの対面であった。



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