2015.1.25 クロスジアオシャクの幼虫か?

朝の日課で、展示ケースのメンテナンスから仕事が始まるが、カブトムシ、クワガタムシの生体ケースの彩りとして、夏はコナラ、冬はアラカシの生の葉を切り取ってディスプレイに使っている。どんな枝でも良いわけでなく、それなりの枝ぶりの葉のバランスを見て切り出している。昨年にマテバシイの冬芽でカギバアオシャクを見つけてから、カシ類にもいるのではと思い、今年はカシ類の冬芽にも注目していた矢先の出来事であった。階段を上りながら、切り取った枝を眺めていて「あっ!」と声こそ出なかったが、発見の喜びが一気にこみ上げた。冬芽にまぎれて、背中の突起を付きたてた小さな幼虫がそこにはいた。その幼虫の形態は、昨年のカギバアオシャクとはやや異なり、背中の突起がはっきりとしている。情報が少ない中で、ネット上でのカギバアオシャクの越冬幼虫に酷似するも、可能性としてクロスジアオシャクもありえるかと思いつつ、成虫はライトトラップで確認していない。



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