2015.2.11 アザミウマの一種

外国産カブト・クワガタの展示ケースに入っている観葉植物のエレンダニカが、葉のつやが悪くなって落葉が目立つようになった。葉をよく見てみれば、微小な昆虫が付いていてどうやらアザミウマの一種による食害が原因であった。エレンダニカはブドウ科植物だが、種類を調べては見たが特定はできなかった。アザミウマの写真は少ないので、撮影しておこうとちぎった葉っぱを5倍近い倍率で覗き込んでみた。すると成虫と幼虫らしきものがファインダーに入ってきたが、成虫の一歩手前の大きさのものは、これがいわゆる不完全変態では異例の蛹期間にあたるものかという気がしてきた。幼虫と形態的な差異はほとんどないが、体内では完全変態の蛹と同様に組織が一度壊れて再構成されるという。



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