冬は冬で机に向かってコツコツとやらねばならない仕事もあって結構忙しい。昨年の今頃には終わるはずだった仕事が終わらず、出版社に迷惑をかけながら2年越しでやっていたページラフづくりがようやく終結した。こんな歳になっても、仕事量と消化の見込みが読めなかった自分にふがいなさを感じつつ、プライベートな仕事だが、請けることの責任を感じた。昆虫全般を扱った今回の企画だが、ページラフという形でいざ並べてみると、ほしいシーンがないことが多く、季節の展開と許される時間の中で、カメラを向ける対象をよりシビアに管理していかないといけないと痛感した。アップしたのはミノムシの1ページだが、古いポジにずいぶんたよってしまった。これから怒涛の編集作業が始まるが、なんとか夏までに出版したい仕事である。