2015.3.11 コンボウアメバチ?

昨年の暮れだったか定かではないが、同僚がヤママユガのマユを拾ったが「脱出孔もなく重たい?」と持ってきた。このパターンは、たいがいコンボウアメバチが寄生して幼虫が入っていることが多いのだが、以前にこのようなマユの中の蛹を切ったらどろどろの茶色の液体で満たされていたこともあったので半信半疑であった。その後、頭の片隅にもこの蛹のことはなかったが、今日になってハチが出てきたと報告を受けた。17度前後の常温の部屋に放置されたので、早く羽化したのであろう。「ベッコウアメバチモドキ」とかいう種類もいるらしく種名は断定できない。いろいろ検索して調べると、新開先輩のヤママユガ蛹の断面にハチの蛹が入っている写真がヒットした。種名はともかく、こんな写真が撮りたかったと、ちょっと悔やんだ。友人の鈴木知之さんも蛹ネタを探していたので、いい情報だったのにと考えると、貴重な素材との出会いを生かせなかった判断を反省した。



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