2015.4.12 春になって動き出したオオミノガ

昆虫の森の中では、冬の間わずかしか確認できなかったオオミノガの越冬幼虫だが、ボランティアさんが、「たくさんいた!」とずいぶん持ってきてくれた。局所的には、近隣でも多数発生しているようだ。そんなオオミノガの幼虫は、越冬後、活動しないまま蛹化、羽化するというのが定説だが、過去に、春先、葉を食べている大きなミノムシを見た記憶があり、もやもやしていた。そして、今回いただいた中の一匹が動き出し、蓑が付いていた枝の表面をかじりだしたのだ。やはり、春先に再び食べ始める個体が少数ながらいるようである。



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