2015.4.30 ワモンキシタバの幼虫

昨年の企画展「イモムシ・ケムシ展」準備で、イモムシハンドブックを眺めながら「これ見たい!」と思ったのがワモンキシタバの幼虫であった。カトカラ属幼虫の中でも、背中にあしらえた突起がもっとも突出していてかっこよすぎる姿である。6月あたりに梅林を探してはみたが、時期が遅いようで見つけることはできなかった。そんなワモン幼虫を、けっこう本気になってプラムの畑で探してみた。頭の中でイメージは出来上がっているが、簡単に見つかるものでもないと思いつつ、横に這った枝の下を丹念に見ていった。そして・・・「いたー!」と声をあげてしまうほど、探しているものが見つかった瞬間の感動がこみ上げた。終齢期の前期だろうか、大きさは4センチほどで、イメージどおりに枝の下側に張り付く姿がそこにはあった。



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