2015.6. 1 ナンキンキノカワガの幼虫か?

天気のよい休日にあたり、朝早くから赤城山の南面に繰り出した。もっぱら、イモムシのストック種数を増やすという目的だが・・・。林道を歩いていて、見慣れない植物の大きな食跡に目が行き、数枚の葉を裏返した時だった。黄色っぽい3センチほどのケムシが葉裏についていた。すぐに思い浮かんだのがナンキンキノカワガの幼虫であった。春先にライトトラップに成虫が入り、幼虫形態をネット上で確認していたからだ。ナンキンハゼという庭木に用いられる樹木が食草とわかり、わざわざネットで購入して植えつけて、いつか幼虫が付くであろうと気長に考えていた。それはともかく、自宅に戻って再度幼虫形態を画像で確認すると、画像では背面の黒班があり、体型はよく似ているが、やや異なる外観であった。しかし、付いていた植物は在来樹木の食草のシラキであることがわかり、模様の違いは変異の範囲であろうと考えている。同じ木から6個体を採集したので、成長を見て検証をしてみることにした。



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