2015.6.22 ザトウムシ一種の脱皮

以前から計画していた蛾の師匠との散策で、久しぶりの高尾山へと向かった。目的といえばウリノキでオオカギバの幼虫が採集できればと考えていたが、現地に着くやいなや、先に着いていた師匠があっさりと見つけ出していた。早くも目的達成となり、林縁の下草や枝葉を覗き込みながら、生き物全般を楽しみながら散策していった。そんなとき目に留まったのがザトウムシの脱皮であった。一瞬、何が起きているのかわからなかったが、胴体が先に抜けて、残った長い肢がゆっくりと古いからだから引き抜かれていく瞬間であることに気づいた。地味な動物ではあるが、見たいと思っても簡単に見られるシーンではなく、しばらくその過程に見入ることになった。



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