2015.7.19 第12回企画展「カブトムシの科学」

今年で、ぐんま昆虫の森は10周年を迎え、それにあわせた企画展として昨年から準備したのが「カブトムシの科学」であった。当初から「カブトムシ」というテーマでやろうとは決めていたが、いざ、構成を考えてみると、会場を埋めるだけのネタがそろわなかった。ぐんま昆虫の森の企画展として、どこかのデパートで夏の客寄せで立ち上げるような「世界のカブト・・・」のようなイベントでは駄目なわけで、何か差別化と昆虫の森らしさを出したいと考え抜いた苦肉のテーマでもあった。面識のない学者さんたちにアプローチをして執筆依頼をし、ようやく形になったというのが本音である。毎年のことであるが、企画展というテーマに挑んで、明確な目標の中で挑めるというこの仕事は、苦しいこともあるが、本当に幸せなことだと感じている。



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