9月14日の赤城山散策で、カジカエデの葉上に丸まっていた毛虫型幼虫を発見した。まったく「科」レベルでの想像もつかない形態で撮影しつつ持ち帰ることにした。ネット上の検索キーワードも思いつかず、カジカエデといえばノコバフサヤガかとも想像した。不明のまま羽化待ちかと気長にかまえるつもりだったが、困ったときは蛾の師匠の出番で、画像をお送りしてみることにした。程なく一発回答「ハネブサシャチホコの幼虫」であることがわかった。シャチホコガ科といえばほとんど葉裏にひそんでいるが、葉の表が定位置の種類がいるのかと驚いた。それにしても師匠の経験と知識はスゴイ！。成虫形態を確認してみればなかなか個性的で、来年の羽化を楽しみにすることにした。