2015.9.18 ヒロオビオオエダシャクの幼虫

8月6日に行った赤城山でのライトトラップで、大きなシャクガが飛来した。翌日になって種名を調べるとヒロオビオオエダシャクであることが判明した。メスであったので採卵し、コツコツと育てていた。当初は袋飼いをしていたが、病気が出だし、急遽、食草のダンコウバイで袋掛け飼育に切り替えた。今日になって袋をそっと取り除くと、5センチほどに成長した鮮やかな緑色のシャクトリムシが現れた。葉柄にしがみつきながら、前方に向かって静止するのが基本ポーズのようである。美しい大型シャクトリムシだが、側面から見るとこれといった特徴が見出せない。しかし、正面から見てみれば、頭部は美しい水色で、マイコアカネを髣髴とさせる美しい顔立ちである。



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