2015.10.23 オビカギバの幼虫

9月に赤城山の麓で行ったライトトラップで、オビカギバとマダラカギバの成虫が採集でき、どちらもうまく採卵ができた。オビカギバはハンノキで育て、順調に育っていたので袋掛けに移行したが、マダラカギバは3ミリくらいからまったく成長する気配が感じられなかった。調べてみれば、オビカギバは蛹越冬でマダラカギバは若齢幼虫越冬であった。同時期に発生するカギバ類なのに冬を乗り越える術がこんなにも違うものかと感じた。オビカギバはその後順調に育ち、太った幼虫がハンノキの葉上でツートンカラーの姿を見せてくれた。マダラカギバも袋掛けに切り替えたが、これは、もう少し冬らしくなってから、そっと袋を取ってどんな姿で越冬しているのか探してみようと思っている。



Comment

Post a Comment

Name
Mail
URL
Comment