2016.2. 2 ハイイロリンガの越冬

先月26日に、萌芽したクヌギの枝を整理していて出てきたという蛾の成虫を渡された。種名を調べるとハイイロリンガであることがわかった。成虫越冬する蛾類としては目立つ色彩だと感じた。ネットで調べてみると越冬に関する情報は少なかったが、ウラギンシジミのように、常緑樹の葉裏など、高い位置で越冬している様子が伺えた。そして、立て続けにアラカシの葉裏で再び見つかったという情報が入り、今日になって現場に向かった。なんと、いつもうろうろしている事務所前である。そこには、頭上に垂れた葉裏で下向きに止まるハイイロリンガの姿があった。冬越し昆虫も、新規ネタが少ないこの頃だが、こんなおもしろいネタが、しかも身近な場所にあったという意外性に驚かされた。



Comment

Post a Comment

Name
Mail
URL
Comment