2016.2.28 ギシギシの株で見つかるクロクモヤガ

先日開催の大宮インセクトフェスの帰り、昆虫写真家の鈴木さんらと飲み会で、虫話で盛り上がった。鈴木さんは、自身のフィールドで見つかる地味な虫をコツコツと撮りつつ、不明幼虫は飼育して、着実に種名を確かめるというライフワークを続けていて感心した。その中で、冬のギシギシの株で多数見つかるヤガ科幼虫が羽化して「クロクモヤガ」だったという話になった。ふと思い返して、昆虫の森でも背面に特徴的な紋があるヨトウ系幼虫が多数見つかるが、自分の分析ではハスモンヨトウだろうと勝手に解釈していた。話を聞いて、ネットでいろいろ調べてみれば確かにクロクモヤガで間違いなく、思い込みの恐ろしさに反省することになった。今日になって、ギシギシの株間を見てみれば、たくさんの幼虫が見つかり、これこそがこの時期の身近なイモムシであり、図鑑にもほとんど出ていない種であると感じ、まじめに?写真を撮ることになった。



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