2016.3.10 コバントビケラ

園内の小川のよどみを覗き込んでみると、楕円形に切り抜かれた、コバントビケラ幼虫の巣が目立つ。そして、その周辺には、巣材として切り抜かれた落ち葉も目立っている。幼虫の巣を見ているとゆっくりと移動しているが、水の上からは幼虫の脚すら見えない。切り抜いた落ち葉を2枚綴っただけの単純な構造だが、背面の落ち葉を大きく作る設計となっているからだ。幼虫の姿を見てみようと思い、巣を開いてみると、巣の形状と合わせる様に、幼虫の体つきも扁平な姿であった。



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