2016.6.17 ツマジロエダシャクの幼虫

学校団体が連日訪れて、にぎやかな平日のぐんま昆虫の森である。自分はといえば、少しでもお手伝いできればとフィールドステーションにスタンバイし、子供たちが捕まえた虫の鑑定係をやっている。その場所には一本のクスノキがありアオスジアゲハの観察場所にもなっているが、自分にとってはツマジロエダシャクの幼虫が気になっていた。イモムシハンドブックでは緑色のシャクトリムシとして掲載されているが、以前にここで採集した濃い褐色のシャクトリムシもツマジロに羽化していた。白バックで撮影していなかったため、もう一度見つけたいと樹皮を探していると、目の前にそれらしきシャクトリムシが見つかった。イモムシの体色のタイプはよくあることだが、褐色タイプは、ちゃんと同色の樹皮で待機している行動がとても興味深い。



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