2016.8. 4 キオビゴマダラエダシャクの幼虫

採卵から飼育していたキオビゴマダラエダシャクの幼虫が、ようやく終齢幼虫となり、BISTON属らしい立派なシャクトリムシになった。成虫はいたって普通というか、初夏のライトトラップにはたくさん来るが、どうも幼虫との巡り会わせが悪く、こうして採卵からやっとのことで幼虫形態を撮影することができた。体色の変異がいくつかあるようだが、クルミで育てたせいか、すべてが緑色型となった。大型のシャクガも一般的に卵は小さく、糸くずのような小さな1齢幼虫からスタートし、何回の脱皮を繰り返しているかも定かではない。孵化から2ヶ月、気の長い飼育がやっと実を結んだ。



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