2016.9. 6 憧れのウストビイラガ幼虫

秋の展示準備が一段落し、仲間たちと以前から計画していた虫探し遠征に出かけた。虫屋の宿として知られる「ペンションすずらん」を拠点として、昼間は虫探し、夜は酒を飲みながらのライトトラップで盛り上がった。それなりの成果がありつつもヒットがないという感じで、最後のポイントを皆で散策していた。そろそろお昼で切り上げようとした間際、昆虫写真家の鈴木さんが、「おっ!ウストビイラガだ!」と叫んだ。皆がいっきに集まってウリハダカエデの枝先に注目すると、緑色型の美しいウストビイラガ幼虫が付いていた。鈴木さんも蛾の師匠も褐色型は見たことがあるが、緑色型は初めてということで、僕にいたってはまったく初のしかも憧れのイモムシだった。最後の最後でいいものが見つかり盛り上がった。しかしながら、その枝先は何度も通りかかり見ていたはずの場所だったので、自分で見つけられなかったことが悔しくも感じた。



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