2016.10. 3 ドングリを食べていたシャクトリムシ

アラカシのドングリに頭を突っ込んで食べていたというシャクトリムシを、ボランティアさんが発見した。。興味深く確認しにいくと、体長が40ミリ近くで、太短い体型の割と大型のシャクトリムシであった。確かにドングリに頭を突っ込んで中身を食べていて、周辺には7mmほどの穴が空いて、中身が空のドングリがいくつかあり、ドングリばかりを食べて育ったことは明らかであった。さて、正体は・・・。比較的大型種なので、それほど意外な種ではないだろうと考察しつつ、思いついたのはカギバアオシャクであった。春に育つ越冬後の幼虫は背部の突起が発達し、周囲に擬態した体型だが、夏型の情報はほとんどない。とりあえず羽化を待つしかない。



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