2016.12.27 キバラケンモンの幼虫

すっかり冬枯れした風景のフィールドを歩いているときだった。ヤマツツジが並ぶ横を通ったとき、何か虫の気配を感じた。気配というのは、イモムシ・ケムシによくある、規則性のある模様のようなものだった。よく見てみれば、なんとキバラケンモンの幼虫であった。整列する白い斜線が一瞬目に止まったのであった。こんな季節になっても活動していたのは驚きだが、さらに驚いたのはその株をよく見れば、合計で4匹も見つかったことだった。他の株は葉が茶色く枯れていたが、その株は赤く色づいた葉を残していて、かろうじて生き残るチャンスにめぐり合えた運の良いケムシたちだ。かなり老熟はしていたが、行く末はどうなっていたのだろうか。僕に見つかったことが幸いかわからないが、回収して、その後を見届けることにした。



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