2017.8. 9 入笠山での奇跡 ゴマダラシャチホコの幼虫 

プライベートでの、この夏最大のイベントは、仲間たちとの信州遠征であった。雨続きの天気が続いていた中、台風一過の晴天に恵まれた。目的は、入笠山の山頂付近にこの時期見られるイブキスズメの幼虫を見ようというものであった。マイカー規制があり、駐車場から目的地までは50分程度の行程であったが、虫を探しながらの登山であり、かなりゆっくりとしたペースで山頂を目指していた。下草では様々なイモムシが見つかる中、マツクロスズメの幼虫が見つかった。これこそ台風がもたらした産物で、モミの高木から落ちて下草に付いていたもので、これは奇跡の予兆にすぎなかった。蛾の師匠がハシバミの枝を見ている時だった。興奮した口調で、「あ~!シャチホコ!!!!」とただならぬ様子に駆け寄ると、そこには確かにシャチホコガらしき幼虫が付いていた。どうしてそんなに驚いているのかその時点では気づかなかったが、師匠の口からさらに「ゴマダラだー」という叫びでようやく事態を飲み込めた。それこそがまぼろしのゴマダラシャチホコの幼虫であり、ホストがモミで唯一の針葉樹食いの種類であった。幼虫発見例としては3例目となる。幼虫をモミの枝に移し、しばし、撮影大会となった。様々な偶然が重なり、今季最大の奇跡的なイモムシ発見となった。



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