2017.12.28 イワサキカレハ

10月の与那国島遠征で幼虫で採集したイワサキカレハがようやく羽化をした。幼虫はとてつもなく巨大で、体長は日本産イモムシ最大ではなかろうか。幼虫を5個体ほど持ち帰ったがハエの寄生率が高く、繭からはウジがぞくぞくと出てきてしまい、最終的に繭の中を確認してみたところ、生存は1個体のみであった。この蛹がいつになったら羽化するかと心待ちにしていたが、ようやく巨大な成虫の姿を見せてくれて、温室の樹木に付けて成虫の姿を撮影することができた。おおよそ20℃で管理していたが、現地でも冬の蛾で、12月から1月にかけてが成虫の発生期のようだ。



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