2018.1.25 ウコンカギバの越冬幼虫

ウコンカギバは少なくない種類だが、冬のカシ類の葉上で越冬するスカシカギバに比べると、まったくと言っていいほど越冬幼虫は見つからない。春になると、葉上に独特な姿の幼虫が見つかり始めるので不思議に感じていた。そこで、秋に採集した成虫から採卵し、アラカシのポットで管理しながら越冬の様子を観察することにした。卵期間が長く、昨年10月の採卵から孵化したのは年末であった。微小な幼虫は葉の縁の表面を削るように摂食をはじめ、現在おそらく2齢期で脱皮前の眠に入り体長は5ミリほどとなった。基本的には葉の表が定位置のようだが、眠の時は葉裏に移動をしている。背中に突起はなく、ポーズこそカギバガ類幼虫特有の「J」の字姿勢だが特徴はほぼない。確かにこんな姿であれば野外では探しにくいはずだ。



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