2018.2.15 マダラマルハヒロズコガとアリの関係

マダラマルハヒロズコガは、幼虫期の、別名「ツヅミミノムシ」とも呼ばれてなかなか知名度がある小蛾である。幼虫期の食性は雑食のようだが、アリとの関係が注目される中、実際にアリを捕食している写真がネット上であり驚いた。自分の眼でも観察して撮影したいと思い、過去に見つけた場所を探してみるが、越冬中のこの時期は簡単には見つからなかった。ふと、クロクサアリが棲み付いている洞付きのコナラを思い出し、洞の中からやっと見つけ出した。アリのコロニーも採集し、撮影セットもできたところで、動き始めたマダラマルハヒロズコガ幼虫を歩かせてみた。越冬明けで腹も減っているだろうと思うが、簡単にはお目当てのシーンは見せてくれなかった。



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