2018.6.13 ノコメセダカヨトウ

アオバセダカヨトウの幼虫を採集した場所で、5月18日にドウダンツツジを摂食中のヨトウガ幼虫を発見した。体長は45ミリほどでそれなりの大型ヨトウガイモムシであった。少し前に、ほぼ同じ幼虫をシデでも発見していたが羽化に至っておらず、今度こそと思いながら羽化を待っていた。本日、ケース内に羽化していたのはノコメセダカヨトウであった。幼虫形態を一度調べておきながら、もっと大型であろうという思い込みから、意外な結果であった。今更ながら、特徴を照らし合わせれば、確かに模様が合致する。近似種のアオバセダカと幼虫形態を照らし合わせたてみたが、頭部や背面の模様が、アオバセダカには見られなかった。色彩変異もややあるだろうが、決定的に違っていたのは気門の色で、アオバセダカは赤い気門が特徴と言ってよいのではなかろうか。



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