2018.6.20 アトジロエダシャク幼虫

今年は、アトジロエダシャクの発生が多く、標高1000m付近でちょうど終齢幼虫がたくさん見られる。比較的普通種だが、今回、小学館NEOイモムシ・ケムシの原稿を書いていて、特徴を現す解説文に悩んだ種類だ。緑色のシャクトリムシが多い中で、どの部分を種の特徴として短文にまとめるかは悩むところで、結局、「頭部に丸みがあり、背全体に黄色い細かい点がある」と書いた。今更ながらアトジロエダシャクの幼虫を眺めていて、なんと腹部第5節に小さな腹脚があることに気づいた。トンボエダシャクなどにもある特徴だが、様々な文献に目を通したつもりだったが、これを解説文に書けばよかったと後悔した。



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