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急に涼しい風が吹き始めて、秋の気配を感じさせる朝であった。今年は梅雨明けからあまりに暑く、朝はまともに虫探しはしていなかったが、涼しさに思わず林縁の葉裏を眺めていた。ウルシを見上げると、シロモンフサヤガの終齢幼虫がすぐに見つかった。やや薄暗い環境を好むようで、この林縁で見つかる確立はかなり高い。いよいよ秋のイモムシシーズン到来で、未だに見つけられていないいくつかの種を、今年こそはと気合が入った。